Gentle and safe treatment with semiconductor laser
半導体レーザーによる優しい・安全な治療
半導体レーザー
最新技術を用いた半導体レーザーを導入しています。
動物にとってより優しい・安全な治療が可能です。
疼痛緩和と創傷治癒
半導体レーザーの光は近赤外線の性質で生体組織を透過しやすく組織内部へ光の温熱効果をもたらします。
血管の回りの平括筋の緊張が緩和され血管径が大きくなり血流が増加します。そのため各細胞への酸素供給量が増加し活性化されます。
手術での使用・シール切断
体内に糸を残さない、動物に優しい、時間の短い手術が可能です。
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①糸を使用することなく血管をシールする事が出来るので、術後の合併症のリスクを減らすことが可能となります。当院では、避妊手術や去勢手術を含め、極力体内に糸を残さないような手術を行っています。
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②止血をしながらの切開が可能なため、手術時間の短縮やより安全性の高い手術が可能です。
多くの手術では止血のために手術用の糸を使って血管を結びます。
その時に問題となるのが『糸を結ぶための麻酔時間』とまれに発生する『縫合糸反応性肉芽腫』という糸への生体反応によるしこりです。
当院では、血管を糸で縛るのではなく、レーザーを利用して血管をシール(密封)することにより、手術時間を短くし、より合併症の少ない手術をすることが可能です。
腫瘍の蒸散
高齢や病気で麻酔をかけられない場合など、体表のイボや腫瘍を無麻酔や局所麻酔で摘出することが可能です。
比較的小さなできもので行います。
蒸散部位は出血もなく縫合糸も必要ありません。
ただし、なくなってしまうので、病理検査などの詳細な検査はできなくなります。
レーザーアブレーション
高齢や病気で麻酔をかけられない場合など、体表のイボや腫瘍を無麻酔や局所麻酔で摘出することが可能です。
レーザーファイバー先端を腫瘍内に差込み、レーザーを照射し腫瘍を内側から蒸散します。
腫瘍の蒸散と比べて、比較的大きめのできもので行います。
緑内障の治療
経強膜毛様体光凝固術
緑内障とは、眼の中にある眼房水が溜まりすぎて眼圧が上昇し、痛みや失明を起こす病気です。
レーザーを白目の上から照射し、毛様体を凝固することにより、眼房水の産生を抑えることによって眼圧を下げる治療です。
逆まつ毛治療
逆さまつげは角膜や結膜を刺激し、角膜炎・結膜炎をおこします。
抜いてもまた生えてくるため、レーザーで毛根部の組織を破壊することで半永久的に脱毛ができます。
歯周病治療
歯石除去後、レーザーを歯周ポケットへ照射することにより、奥深く入り込んでいる歯周病の原因菌の殺菌と処置後の歯肉の引き締め効果が得られます。